DLC-UM(高硬度DLC)

ドロップレットが大幅抑制され、超高硬度で、耐摩耗の高いDLC

  • 100103 DLC-UM(高硬度DLC)
  • 【特徴】
    ●高硬度・低摩擦の薄膜処理で精密金型・刃物にも適用可能
    ●特殊フィルター技術により、ドロップレット大幅抑制
    ●アルミ、銅加工の耐凝着・摩耗対策に
    【内容】
    DLC-UMはダイヤモンド構造であるカーボンのSP3構造を90%保有する、DLCコーティング(ta-Cタイプ)の被膜です。
    グラファイトを瞬間的にアーク蒸発させ、特殊なフィルターを用いて粗粒子を除去し、イオン化したカーボンを高純度で取り出すことで、ドロップレットを極限まで抑制しています。なめらかで硬い膜質を実現し、後磨きをしなくても良好な表面粗さを実現し、硬度・耐熱性・耐凝着性に優れ、アルミ・銅などの非鉄金属の金型や刃物に最適です。(密着力を確保するため、母材には超硬をおすすめします。)
    【用途例】
    非鉄金属(アルミ・銅・錫など)超硬パンチ、ダイ、刃物等

半導体・液晶、医療・薬品、フィルム、電子部品、樹脂成形、食品・飲料、インクジェット、コネクター

製品詳細


おもな仕様

硬度(HV)膜厚(μm)耐熱(℃)処理温度(℃)
7000~0.5以下550150レインボー

特性表

コスト耐摩耗性耐食性離型性滑り性凝着防止耐熱性切削加工プレス鍛造樹脂成形ダイカスト

製品情報

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