社員の声

社員対談<大阪編>

CROSS TALK No_2 大阪編

千代田交易の若手営業マンにリアルな仕事ぶりを語ってもらう対談。
大阪支店編では、部門は異なりますが先輩・後輩という関係にあたるふたりが参加しました。

いち営業マンとして動くというより、自分でビジネスを立ち上げていく

Q 仕事で心がけていることや、やりがいを感じることは?

A・Y

営業ではまず、お客様のためになることを心がけています。きっかけは、入社して最初の上司に言われた「お客様を出世させろ」という言葉。お客様が「Aに困っていることを話すことで何とかなる」と思っていただけるように動いています。

Y・S

私はお客様にとって「この人といると楽しいな」「心地がいいな」と感じていただけること。具体的には、笑顔でいることです。笑顔でいるほうが、どんなこともうまくいくと思っていて。

A・Y

たしかに、Yくんは相手が真顔でも笑顔ですからね(笑)。

いま私が営業しているフィルム業界は、もともとほぼ取引ゼロでした。その頃、ちょうど当社がベアリングの取り扱いを始めた時期で。これを売ろうと自分で決めて、企業様へ通いだし、取引のきっかけをつくりました。

営業していくとお客様との距離が縮まり、そのうち取扱商品にとどまらず、わけのわからないこと(?)も聞かれるようになり(笑)。わからないので会社に持ち帰り、必死に情報を集めてお客様からの課題にお応えするように努力しました。そのように対応していると、質問される内容も深くなっていき、信頼度が上がっていくのを感じました。そうして、ゼロからのスタートで、いまの自分の仕事や立場を作っていきました。
当社では自分の裁量で、部門の枠を超えて商品を売ることができます。それは会社のいち営業マンとして動くというより、自分でビジネスを立ち上げていく活動に近いと感じています。

Y・S

シンプルに数字として結果をあげた時は嬉しいですし、自分の判断により思い通りの結果につながったときは達成感を感じます。
それと私の場合は食品関係で仕事をしているので、コンビニやデパートで自分が関わった商品が並んでいるのを見ると、満足感に浸れます(笑)。

単純にそのお客様が好きで、またご一緒に仕事がしたいという思いで行動

Q 失敗から挽回した経験はありますか?

A・Y

これといった大きな失敗はないですね。もちろん仕事をしていればクレームや厳しいお言葉をいただくこともありますが、それは正直に謝り、できるだけ早く行動することで次のお取引につなげます。

Y・S

対して私は、本物の失敗談があります(笑)。
自分でゼロから立ち上げて良い関係を築いてきたお客様から、非常に重要な工程向けで大口のご注文を頂きました。ところが納入後、まさかの全数不具合が発生して、お客様に大々的なご迷惑をおかけすることに。

その時に考えうる出来る限りのことはしましたが、信頼を失いそのあと1年間、注文を頂けることはありませんでした。
それでも私はそのお客様のもとに通い、仕事につながらなくても顔を合わせて、お話をすることを続けました。そして1年後、またお取引させて頂けることとなりました。
単純にそのお客様が好きで、またご一緒に仕事がしたいとか、その人と話しをしていることが楽しいという想いで行動していましたが、オンライン化が進むこの時代でも実際に顔と顔を合わせる営業というのはやはり大切だと感じました。

若手社員同士の交流(躍進会)で、モチベーションが上がります

Q 会社や大阪支店の雰囲気はどうですか?

A・Y

部門間でのコミュニケーションが活発で、情報共有がしっかりしています。だれかが困っていたり、図面を持って話し合っていると、もうひとり参加してくるみたいな。そういうことが当たり前にあります。だれかが注力している業界や現状困っている物ごとがあると聞くと、その経験のある人がやって来て、成功例など、貴重な知識を教えてくれます。

Y・S

大阪支店は、あまり上下関係もなくコミュニケーションができ、明るい雰囲気です。質問や相談があれば、だれでも受けてくれる空気があります。

A・Y

それから当社には「躍進会」という会議があります。
基本は各拠点毎月1回の会議ですが、年1回は「全店躍進会」として、各地の支店から若手が集まって、情報交換したり、(売上の)数字を上げるにはどうするかとか、ディベートをしたりと、マインドを確認しあう機会になっています。モチベーションが上がりますね。
いま、大阪支店では自分がリーダーをやっていますが、歴代、リーダーによってだいぶやり方は変わります。

Y・S

Aさんは、営業に実践的な内容を取り上げていただくことが多いです。リーダーによっては、より理論的なテーマを扱うこともあります。
また地方の支店は人数が少なかったりするので、この躍進会があることで、若い社員の孤立を防ぐことに役立っていると思います。

Q これからの目標は?

A・Y

今後は、自社ブランドのベアリング「CHIYOBEA」をより多くの方に知っていただけるようにしたいです。
自社商品なので、従来の営業活動とは違うアプローチで、CHIYOBEAによって当社を知ってもらえるような流れを作りたいと考えています。そのために展示会への出展や、ブランドをPRする活動をしていきたいと考えています。

Y・S

私はどちらかというと新規でお客様を開拓することが多いのですが、営業マンとしてまずはそこでしっかりと実績を残したいです。
また、新たな商品の発掘やサプライヤーの開拓で、いままでに無かった新たなビジネスの創造も積極的にしていきたいです。